更年期障害にはジョジアンロールのアロママッサージ

更年期障害におススメメニュー
精油でツボ押し、アロマオイルでマッサージ

片頭痛、肩こり、腰痛、筋肉痛、関節痛などにお悩みの方へ

更年期障害とは、ホルモンバランスの乱れが原因の身体的・精神的不調のことであり、自律神経失調症の一つです。

一般的に、更年期障害は45歳あたりから始まることが多いですが、早い方だと30代から若年性の更年期障害に悩まされることもあるようです。更年期を迎える時期になると、卵巣の機能が衰え、その結果、卵巣から分泌されている女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少します。エストロゲンの分泌量が減ると、脳は盛んに卵胞刺激ホルモンを分泌し、卵巣からエストロゲンを分泌するように促します。

しかし、更年期を迎えた卵巣は、必要な量のエストロゲンを分泌することが出来ないため、エストロゲンの減少と卵胞刺激ホルモンの増加という「ホルモンバランスの乱れ」が起こります。

自律神経が乱れ、血管の拡張や収縮といった調整がうまくいかなくなると、ほてりやのぼせ、発汗などホットフラッシュと呼ばれる症状が起こります。また、立ちくらみやめまいなどの症状も、血管の調整がうまくいかないことで起きやすくなります。

なかなか寝付けない、すぐに目が覚めるといった不眠症状や、激しく動いたわけでもないのに心臓がドキドキしたり、首や肩こりを強く感じることも自律神経の乱れが引き起こす症状です。精神的な面でもイライラしたり、どんよりしたり、自信がなくなり不安になったりの精神状態になることもあります。

これが更年期障害ですが、更年期障害は、ホルモンバランスの乱れだけが原因ではありません。

更年期の時期は、子供の独立・夫の定年・親の介護など急激に生活のリズムが変わる時期でもあり、生活のリズムの変化による精神的ストレスや家庭や職場でのストレスなども加わって、更年期障害が現れます。

更年期症状には、個人差があり、更年期を迎えてもほとんど気にならないほどの症状の人もいれば、日常生活も満足にできない症状の人もいます。

 

アロマ療法は、「西洋の漢方」といわれるほど、歴史の長い医学療法です。

実は、アロマには、皮膚と脳から働きかけて、心と身体を整える働きがあり、まさに「更年期の不調」に役立つ効能があります。

実際のところ、女性ホルモンを増やすものではありませんが、ホルモンバランスを整える効能があり、更年期の疾患をやわらげてくれます。

アロマの効能は香りだけではありません

アロマの有効成分は、鼻や肌から経皮吸収します
香り効果
鼻から呼吸器を通じて、成分が体内に浸透します。脳に働きかけて副交感神経を活性化させ、心身ともに、リラックスした状態を生み出します。この効果によって、ホルモンバランスや自律神経を整えてくれます。

マッサージ効果

アロマオイルの分子はとても細かいので、皮膚の毛穴から真皮層にまで達して、血流にのって体内に吸収することができます。いずれの場合も、とくに「心の不調」をかかえている方に有効です。「心の鎮静作用」、「安眠効果」があるので、寝る前などにアロマを焚くと、副交感神経が活性化し、効果を実感しやすくなります。

 

 

更年期に効果的なアロマは?

ジャスミン
鎮静作用、うつ状態を緩和
気分をおちつかせる効果があり、活力を導き出すオイルです。イライラする、落ち込みが激しい、うつ気分…そんなときは、ジャスミンの濃厚なフローラルの香りを試してみましょう。ホルモンバランスを整える働きがあるほか、乾燥気味の肌をケアする効能もあります。

 

ゼラニウム

イライラ、精神状態安定、心のバランス安定

い香りが特徴で、心のバランスを整える働きがあります。更年期のイライラした気持ちを静める効果があり、血行をよくする働きもあるので、むくみや肩こり、腰痛を緩和します。

 

ラベンダー
冷え症、むくみ解消

心と身体の調整作用があり、身体を温める効能があります。更年期のむくみや肩こり、頭痛、腰痛をやわらげ、落ち込んだ気分を解消する効果も。なじみやすい香りです。

 

イランイラン
緊張緩和、リラックス促進

心と身体の緊張感を解きほぐして、リラックスさせる効果があります。心身のバランスを整え、女性ホルモンの乱れを緩和させます。子宮の状態を整える働きもあります。

 

クラリセージ ローズマリー
イライラ、悲しい気分をやわらげる

女性ホルモンのバランスを整えるアロマオイルです。甘くやさしい香りで、緊張が続いて落ち着かない状態や、イライラしてヒステリックになったり、訳もなく涙が流れるような心の不調を緩和させてくれます。

 

ペパーミント
倦怠感、多汗症にも効果あり

何もやる気が起こらない無気力なときに、すっきり爽やかな香りを使うと、少しずつ元気が出てきます。血行をよくする働きがあり、むくみや冷え症、多汗症やのぼせの緩和に役立ちます。胃腸系の調子が悪いときにも、おすすめです。

 

更年期に効果のあるツボは?

 

 

三陰交

三陰交は、更年期障害のケアとして最もおすすめのツボ。三陰交にはホルモン分泌を促す効果があり、生理痛・冷え症などさまざまな症状を改善すると言われています。

血海

血海は、更年期障害に多く見られる冷え・イライラ・頭痛・のぼせなどに効果を発揮するツボです。膝の皿の内側から指3本~4本分程度の位置を探り、痛みや盛り上がりのある部分が血海となります。

太衝

更年期障害の代表的な症状である、ホットフラッシュの緩和に効果を発揮するツボ。足の親指と人差し指の骨が合わさった場所に指を当て、軽くこすりあげると自然と指が止まる凹みにあるのが太衝です。ここを押さえるとかなり痛みがあるため、すぐに分かると思います。イライラを鎮める効果も期待できます。

湧泉

副腎機能を高め、ホルモンバランスを整える効果を持つツボです。湧泉は、足の裏の土踏まずの中央部よりやや前にある部分。